基本書・予備校本 個人的まとめ

法律を学習していく過程で使った基本書や予備校本についての感想を主観に基づいて書いています

デイリー六法 2017 平成29年度版

デイリー六法2017 平成29年版

デイリー六法2017 平成29年版

 

学習用六法は学部時代から『デイリー六法』(三省堂)を愛用しています

通っていた大学の大学生協では20名以上で1冊ずつ購入すると10%割引という特典があり、入学した1年目だけ『ポケット六法』(有斐閣)を購入しましたが、2年目以降はずっと『デイリー六法』です

 

特徴

  • 収録法令件数 240件
  • 刑事訴訟法大改正は主要部分を新旧併載で収録
  • 別冊付録に民法(債権法)改正案織り込み済み全条文集
  • インデックスシート付

三省堂|六法・法律書|デイリー六法 2017 平成29年版

 

長所

  • 本の角が丸いので箱にしまうときにページの角が折れにくい
  • 表紙見開きにある法令索引と巻末索引が便利
  • 編集者注があるので他の法令の参照がしやすい

基本法令の条文中において、他の条文が引用されている等で必要と考えた場合、編者注として、〔 〕によりその内容を示したものがあります。

  • 巻末に各種統計等が載っている付録があり、何かと勉強になる

短所

  • 表紙の紙が固く、本文の紙は薄め(ポケット六法との比較)
  • なので、一番前にある「日本国憲法」を開いて手を離すと六法がパタンと閉じてしまう
  • 紙が薄いので若干ページめくりがしにくいと感じることがある

最後に

 公務員試験受験時は『公務員試験六法』(三省堂)が定番で愛用していたのですが、世の行政書士試験受験生は受験用の判例付き六法を使っているんだろうか

 六法は判例のあるなし、装丁、紙質、フォントで好みが分かれるものだと思うので、お好みの六法を選ぶといいと思います

 判例付き六法は友達から譲ってもらった『判例六法Professional 平成29年版』(有斐閣)を持っていますが、あんまり使っていません

 スマホタブレット電子書籍版の『模範小六法2017 平成29年版』(三省堂)を入れているので、必要な時はそちらを参照することのほうが多いかも

 

Analyze行政書士 過去問+予想問題〈2〉法令2 民法/商法

Analyze行政書士 過去問+予想問題〈2〉法令2 民法/商法

Analyze行政書士 過去問+予想問題〈2〉法令2 民法/商法

 

 

何かしらの資格試験を受けるためには過去問を解く必要が出てきます

行政書士試験でも数社から過去問集が出版されており、2017年は辰巳からも出版されました

 

特徴

  • 行政書士試験過去5年分の問題を収録している(平成28年度~平成24年度)
  • 予想問題は辰巳の行政書士公開模試や司法試験短答の過去問からセレクトされている
  • 全ての過去問に受験生の解答データがついている
  • 左側頁に問題、右側頁に解答という見開きスタイル
  • 法令2は民法・商法合わせて287頁

www.tatsumi.co.jp

長所

  • 法令1、法令2、一般知識と三分冊になっており適度な厚みに収まっているので、厚すぎてページが開きにくいということがない
  • 冗長過ぎない簡潔な解答
  • 受験生の動向から探った試験データ分析がある
  • 解答ページにワンポイントアドバイスとして関連テーマの図表や当該問題のポイントの指摘がある

短所

  • 解説の内容に物足りない問題が何問かある
  • 従って他の過去問集も必要になる方もいると思う

長所ともいえるし短所ともいえる

  • 問題解答の見開きスタイルに好き嫌いが分かれる点
  • 問題が年度順ではなく体系別に並べ替えられている点(巻末に年度別問題索引がある)
  • 刷り色が単色刷りである
  • 辰巳だけに表紙カバーなし

最後に

 他の過去問集をちゃんとチェックしたわけではないので、それらとの比較はできかねますが、2色カラー刷りも見受けられる中で単色刷りの過去問集です

 文字とイラストでカラフルな装丁も多い資格本の中、そこは辰巳クオリティの本書

 過去問集は解説の好き嫌いで好みが分かれると思うので、書店で同じテーマを読み比べてみて、どの本の解説が詳しいか、解り易いか、違和感がないかを中心にみて選ぶといいと思います

 

入門民法 全

入門民法(全)

入門民法(全)

 2017年6月28日に改訂版である『民法(全)』が発売になっておりますが、改正民法の施行が最も遅い場合で2020年6月からとなり、施行日までに締結した契約については、原則現行法が適用されることから、現在使用している旧版『入門民法(全)』についての感想になります

 (公布の日から起算して3年を超えない範囲内において政令で定める日から施行

 主に知識の確認・復習用に使っています

特徴

  • 民法総則から家族法まで民法の全分野を一通りカバーしている1冊本である
  • パンデクテン体系に沿いその制度趣旨や判例の解説がコンパクトにまとまっている

www.yuhikaku.co.jp

長所

  • 1冊にまとまっており一通り民法を学習したあとの復習に最適なこと
  • 民法の重要な論点についての記述が厚い

短所

  • 重要論点以外のその他論点は大胆にカットされている
  • 従って重要でない論点の網羅度が高いとは言えない
  • タイトルに『入門』とあるが、初歩の学習において必須である知識の説明が十分でないことから本当の初学者には向かない

長所とも言えるし短所ともいえる

  • 潮見先生は債権分野が専門で物権法については専門外であることから、物権法分野の本を執筆できるほどの知識はないと本書まえがきにて明言されており、従って物権法のページは当り障りのない記述になっている

最後に

 この本は民法全体を浅くでも一通り勉強したことのある方向けだと思います

 学習する側の知識が曖昧なうちにこの本を読んでも「何となくピンと来ない」となりますが、ある程度学んだ後に読むと「なにこれめっちゃわかりやすい」となる本です

    試験の直前期まで長くお付き合いが続く本のひとつになるでしょう

 

最新版はこちら

民法(全)

民法(全)

 

 タイトルから入門が取れ、本の厚さも568頁から726頁にボリュームアップしています

 

 

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